「中国小説を読む会」は、中国語の現代中編小説を仲間と読むグループです。扱う作品は、現在中国で発行されている書籍から会員が任意に選んでいます。 1973年「中国語読書会」設立以来、市の公民館(またはリモート)で読書会を月1~2で開催しています。2025年4月、会の名称を「中国小説を読む会」に改称しました。参加費無料です、参加者随時熱烈募集中。まずは見学からどうぞ。
2021年11月20日土曜日
11月第2回読書会、やりました。
2021年11月16日火曜日
《黄河故事》邓丽 2020中国年度中篇小说より
これも73頁あります。読んだ感想は、"疲れた" でした。兎に角いろいろあって、その状況についていくのが大変でした。
5人の子供のいる家族です。子供の性別、性格等々によって親の子供への愛情(感情?)には違いがでてきますが、それは他の兄弟と比べて愛情が薄いと感じた子供にとってはとても辛いことです。更に時代や経済的な厳しさが追い打ちをかけます。
"富人"であることはいいことであり、必要なことだと今更ながら強く感じました(笑)
俗語、慣用句なども多くて、ネットで調べながらでした。わからなかったのもありますし、また"那"が何もさしているのか疑問のままのもあります。(本当にネットには助けられています)
惯用语,歇后语,谚语,俗语,更には 成语,格言 など無限にありますね。沢山本を読めばわかるようになるのでしょうか?
2021年11月11日木曜日
《 打 造 》 池莉 2020中国年度中篇小说より
池莉 さんは、有名な武漢の女性作家さんなので、73頁あってちょっと長いけど読み始めてみました。
最初はそれほどでもなかったのですが、流石ですね。段々と止められなくなりました。(私が言うのも変ですが、上手い中国語という気がしました)
それぞれの実家を巻き込み男の子をどうしても生まねばという設定で、コミカルな感じを期待したのですが、かなり深刻な状況が織り込まれていきます。
また、作者の「打造」という言葉にこめた思いなども書かれています。
難しい表現などもあってどんどん飛ばして読んだせいでしょうか。以下の疑問点が残りました。
①格瑞丝,弟弟韦千禧,妹妹韦漪は、実の三兄弟なのです。が、格瑞丝は名前もフランス人ぽいし、フランスに帰っていきます。 これはどうして?
②最初のほうにこの年代は一人っ子政策でかつかなり厳しかったことが書かれているのですが、なぜ三人兄弟?
読後の感想としては、決して爽やかというわけではありません。
ⅰ)p215の啓蟄のあたりが、ちと生々しい。
ⅱ)韦漪の登場が、ここまで必要なのかと思ってしまった。
2021年11月9日火曜日
11月第1回読書会、やりました。
2021年11月3日水曜日
2013年度中編小説が何故か本棚にあり・・・
2020年度版にはまだ読んでないのもあるのですが、全く読んでない2013年度版が目に入り勢いで読み始めました。
1, 《逃匿者》彭瑞高
ハラハラドキドキの面白さでした。この軽さそして最後の余りの身勝手さがたまりません。なか一日開けて二回読みましたが、それでも面白さは変わりませんでした。成語や慣用句も多く、辞書やネットで調べるのも楽しかったです。
一不过二,二不过三 ・・・ 永无止境 だそうです。
読み始めて少し経つと、これは以前にどこかで読んだことがあるなあと。読書会ではないし・・・
布団に入っても気になっていました。そこでようやく気付いたのですが、2014年老舍文学奖中篇获奖作品集でした。女の子のなだらかなゆったりとした始まりなのですが、大変重い内容に変わっていきます。それ故に読んで数年たっているのに、しっかりと思い出し、続けて読むのがつらくなり止めてしまいました。
2021年11月1日月曜日
次は、何にしようかな ? (町田)
上下巻ある《小説選刊》には、18の中編小説が載っています。
しかし70頁以上だと、ちょっと長すぎて半年以上かかってしまいそうなので、
①50頁位まで
②読書会だから多少は難しく、でも難しすぎず(あくまで私個人の主観で)
③新語が含まれているほうがいいかも
というような気持ちでざっと読んでみました。
日本も中国も高齢化社会です。高齢化に伴う問題がテーマだったり、主人公が高齢者だったりするのが多く・・・同じく高齢者である私は身につまされながらの読書でした。
1《流水》葛水平 は、宋の古琴にまつわるお話です。
文章は品格があるように感じ、読んでいて気持ちがよかったのですが、ただ琴に関する専門用語や形容詞がとても多く、辞書には載ってないし… これを訳するのはかなり難しいのではないかと思いました。
2《我认识过一个比我善良的人》笛安 は、私の周りで起きるトラブルのお話です。
ということで、下巻の最後の《我认识过一个比我善良的人》 はいかがでしょうか。私と周囲の人に、次々と様々な深刻な問題がめまぐるしく起こります。「えっ、こんなことありですか?」というのもあります。
皆様のご意見をお聞かせください。