2021年11月20日土曜日

11月第2回読書会、やりました。

11月第2回読書会(20日14:00〜)、Skypeで開催しました。 
今回は少人数での開催となりました。前回の反省を踏まえて、小刻みにくるくると輪読しました。これはいい感じ。 ただ、なにぶん少人数なので「ここの文章、どう解釈したらいいの?」問題が発生した際、不参加だった方々の意見が聞けず、狂おしい思いに駆られます。そんな状況が2回ほどありました。「次、覚えてたら確認してみよう」と口ではいったものの、きっと次回、どこだったか忘れちゃう自信がある(←どんな自信だ)。  

さて、本文の内容。蜜蜜(ミーミー)は皺姑娘の母親の厳しい審査をなんとかクリアしたもよう。それはそれとして、プロジェクトに失敗した蜜蜜にどんな言葉をかけたらいいのか、主人公「わたし」は戸惑います。励ますつもりでかけた言葉、それに対する蜜蜜の反応があまりにも予想外! ショックをうける「わたし」。思わず本音が口をついて出てしまうというものです。そりゃそうだ。 
そんなわけで、しばらく蜜蜜にわだかまっていた「わたし」ですが、ある日、しれっと蜜蜜から電話がかかってきます。蜜蜜ってそういうやつ。彼はまたまたビックリ仰天な計画をぶち上げてきました。ほんとに、懲りない男です。よくまぁ、次から次へと考えつくなと感心します。さて、その計画とは……。 
次回は「わたし」のある過去が明かされます。楽しみです。[祥]

2021年11月16日火曜日

《黄河故事》邓丽 2020中国年度中篇小说より

 これも73頁あります。読んだ感想は、"疲れた" でした。兎に角いろいろあって、その状況についていくのが大変でした。

5人の子供のいる家族です。子供の性別、性格等々によって親の子供への愛情(感情?)には違いがでてきますが、それは他の兄弟と比べて愛情が薄いと感じた子供にとってはとても辛いことです。更に時代や経済的な厳しさが追い打ちをかけます。

"富人"であることはいいことであり、必要なことだと今更ながら強く感じました(笑)


俗語、慣用句なども多くて、ネットで調べながらでした。わからなかったのもありますし、また"那"が何もさしているのか疑問のままのもあります。(本当にネットには助けられています)

惯用语,歇后语,谚语,俗语,更には   成语,格言 など無限にありますね。沢山本を読めばわかるようになるのでしょうか?



2021年11月11日木曜日

《 打 造 》 池莉 2020中国年度中篇小说より

池莉 さんは、有名な武漢の女性作家さんなので、73頁あってちょっと長いけど読み始めてみました。

最初はそれほどでもなかったのですが、流石ですね。段々と止められなくなりました。(私が言うのも変ですが、上手い中国語という気がしました)

それぞれの実家を巻き込み男の子をどうしても生まねばという設定で、コミカルな感じを期待したのですが、かなり深刻な状況が織り込まれていきます。

また、作者の「打造」という言葉にこめた思いなども書かれています。


難しい表現などもあってどんどん飛ばして読んだせいでしょうか。以下の疑問点が残りました。

①格瑞丝,弟弟韦千禧,妹妹韦漪は、実の三兄弟なのです。が、格瑞丝は名前もフランス人ぽいし、フランスに帰っていきます。 これはどうして?

②最初のほうにこの年代は一人っ子政策でかつかなり厳しかったことが書かれているのですが、なぜ三人兄弟?


読後の感想としては、決して爽やかというわけではありません。

ⅰ)p215の啓蟄のあたりが、ちと生々しい。

ⅱ)韦漪の登場が、ここまで必要なのかと思ってしまった。



2021年11月9日火曜日

11月第1回読書会、やりました。

11月第1回読書会(8日16:00〜)、Skypeで開催しました。 
今回は、範囲を決めて計画的に読む「疑問きっちり追求方式」でやってみることにしました。 範囲が決まっている安心感か、これまでだと“なんかこのあたり、曖昧だけど、ま、いっか”で、先に進んでしまうところを、“いや、待て”と引き戻し、ひたひたと疑問を確認しつつ読み進めるわけです。
すると不思議なことに、一見なんでもない文章からも、ぽろぽろ疑問点が発掘されるではありませんか。自身のまるで無自覚だった誤りや、勝手な思い込みが、仲間の指摘でくっきり……目からウロコがどっさり落ちました。 
 「疑問きっちり追求方式」は、トップバッターが欲張ると、あとの方々の時間とテキストがなくなってしまいます。先にやる人の「おとなの配慮」が大事と心得ました。がっついて、すみません。今回、室生さんの「癒しの音読」を最後の5行しか聞けなかったのが悔やまれます。
どうやって輪読していくか、まだまだ試行錯誤が続きそうです。

さて、本文の内容。故郷を巻き込んだ蜜蜜(ミーミー)の一大プロジェクトは、その後、順調に進みます。お祭り騒ぎのワクワク感がいきいきと伝わる楽しい場面です。ところが、最後の最後になって、相次ぐアクシデントに見舞われてしまいます。ここは、読者の予想を裏切らない展開です。「蜜蜜はつくづく運が悪い」、そう言って母親の老艾(ラオアイ)は、ため息をつきながらも息子を見捨てません。主人公「わたし」のルームメイト蝸牛(ウォニウ)のせつない恋愛模様も描かれます。主人公の心の変化もこのあたりから起きはじめます。
次回は、蜜蜜が皺姑娘の母親と初めて対面するところから。どうも、おっかない母親のようで、蜜蜜は緊張しまくっています。彼は母親のお眼鏡に叶うのでしょうか。続きが楽しみです。[祥]

2021年11月3日水曜日

2013年度中編小説が何故か本棚にあり・・・

2020年度版にはまだ読んでないのもあるのですが、全く読んでない2013年度版が目に入り勢いで読み始めました。

1, 《逃匿者》彭瑞高

ハラハラドキドキの面白さでした。この軽さそして最後の余りの身勝手さがたまりません。なか一日開けて二回読みましたが、それでも面白さは変わりませんでした。成語や慣用句も多く、辞書やネットで調べるのも楽しかったです。 

一不过二,二不过三  ・・・   永无止境 だそうです。

2,《朗霞的西街》蒋 韵
読み始めて少し経つと、これは以前にどこかで読んだことがあるなあと。読書会ではないし・・・ 
布団に入っても気になっていました。そこでようやく気付いたのですが、2014年老舍文学奖中篇获奖作品集でした。

女の子のなだらかなゆったりとした始まりなのですが、大変重い内容に変わっていきます。それ故に読んで数年たっているのに、しっかりと思い出し、続けて読むのがつらくなり止めてしまいました。


どういうわけか軽いのと重いのと両極端になってしまいました。
でも2014年老舍文学奖作品集を読んだのを思い出し、そして較べてみると何と3作品同じのが掲載されていました。老舎文学賞は北京在住の作家が対象だったと思います。

《逃匿者》があまりにも私の好みにぴったりで、彭瑞高の他の作品も面白いかなと調べてたら、アマゾンで自選集を見つけました。読んでいない本もいっぱいあるしどうしようかと只今検討中です。
                             (町田)






2021年11月1日月曜日

次は、何にしようかな ?     (町田)

 上下巻ある《小説選刊》には、18の中編小説が載っています。

しかし70頁以上だと、ちょっと長すぎて半年以上かかってしまいそうなので、

①50頁位まで

②読書会だから多少は難しく、でも難しすぎず(あくまで私個人の主観で)

③新語が含まれているほうがいいかも

というような気持ちでざっと読んでみました。


日本も中国も高齢化社会です。高齢化に伴う問題がテーマだったり、主人公が高齢者だったりするのが多く・・・同じく高齢者である私は身につまされながらの読書でした。


1《流水》葛水平 は、宋の古琴にまつわるお話です。

文章は品格があるように感じ、読んでいて気持ちがよかったのですが、ただ琴に関する専門用語や形容詞がとても多く、辞書には載ってないし… これを訳するのはかなり難しいのではないかと思いました。

2《我认识过一个比我善良的人》笛安 は、私の周りで起きるトラブルのお話です。

私と周囲の人に、次々と様々な深刻な問題がめまぐるしく起こります。「えっ、こんなことありですか?」というのもあります。


ということで、下巻の最後の《我认识过一个比我善良的人》 はいかがでしょうか。
変化もあり、またネットの問題点などもありますので、飽きないのではないかと思いました。32頁の長さです。

皆様のご意見をお聞かせください。