14:00に読書会が始まりました。室生さんは福岡国際マラソンの展開が気になっているようです。ジョギング愛好家である室生さんとShenshenは、ジョギング談義でひとしきり盛り上がりました。杭州でも日本同様、本日はさわやかな天気で、絶好のマラソン日和。インドネシアからきた留学生の友人は、杭州市の「2024千島湖マラソン大会」に参加するため意気揚々と出かけていきました。彼女も今ごろ湖の周りを走っているんだろうな。
【文学っぽい感じの「待」】
「待我起身凑到近前」(p.105)
「得到了两眼放光,待徽宗和和气气,有求必应」(p.106)
この「待」の用法がよくわからなかったのですが、ここでの「待」は「~してから」「~したあとに」という意味のようです。「待」のかわりに「等」で置き換えることができると仲間から教わり、すっきり腑に落ちました。「等」よりも「待」のほうがなんとなーく格調高い気がします。
【へのへのもへじでもいいから欲しい】
「所以监管他的人也形成恶习」(p.106)
ここの「他」が徽宗なのか、徽宗を見張る金兵を監督する上司なのかで悩んでいたところ、Shenshenが徽宗を見張る兵士なら「他们」になるはずなので、ここの「他」は徽宗だと解決してくれました。さらにあとで「监管」を辞書で調べたら、「(犯人を)監視管理する」とありました。ちゃんと辞書引かないとだめですね。それにしても、徽宗の書画で小遣い稼ぎだなんて、金兵たち惜しいことをしたものです。わたしだったら徽宗の書いたへのへのもへじみたいないたずら書きでも、もらって家宝にするけどな。
読書会終了後に福岡国際マラソンを検索したら、青学出身の吉田祐也選手が日本歴代3位となる2時間5分16秒のタイムで優勝したとありました。おめでとうございます。ふと、“西湖マラソンはないのかな”と調べてみました。……なかった。西湖は周囲が約15Kmくらいだそう、室生さんとShenshenなら走れそう。そこで、西湖を一周するルートを勝手に考えてみました。北側の白堤からスタートして、湖の西側を回り、蘇堤を経由して東側の市街地に戻るのはどうでしょう。湖畔に沿って走れないところもありそうだけど。
走る自信のないわたしは分割作戦でいこうかと画策中。西湖一周、歩いて2万歩強くらいでしょうか。
そんなわけで、昨日はバスに乗って西湖の西側を攻略してきました。
まずは西湖の南西の山間部にある虎跑公園へ(ちなみに隣は動物園です)。入場料は一般15元(60歳以上半額)。ここの水は有名らしく、水汲みに来る人たちはそれぞれ台車に大きなぺットボトルを山ほど積んで行列してました。ちろちろ流れる水でペットボトル満タンにするのは根気が必要。「そのままでは飲めないよ」と、看板の注意書きが立っていました。山頂付近で伝説の虎の石像を写真に収めて、記念にトイレをチェック。トイレは匂いもなく清潔、手洗いの水が冷たくて、いかにも“山の水っぽい感じ”がしました。山に登って降りてきたあとも、まだ同じような水汲みの顔ぶれが退屈そうに並んでました。
公園を後にして、少し戻って、曲院風荷あたりをちらりと歩き、郭荘を見学しました。入場料は一般10元(60歳以上半額)。70歳以上は入場料無料で、老人カップルが太陽を背にうたた寝していました。郭荘は杭州市の数少ない庭園の一つです。というか、庭園はここくらいかもしれないです。蘇州で見た拙政園や耦園と比べるとだいぶ見劣りしますが、人が少ない分、じっくり楽しめました。夏場、こんな別荘に住めたら最高です。今回は紅葉が素晴らしかったです。とはいえ、ここでも(どこでも)漢服コスプレ(?)して写真を撮る人たちがいるのには閉口します。池の対岸から見た亭子を近くで見ようと行ってみたら、お金持ちそうなカップルが貸切で優雅にランチを楽しんでいました。外から丸見えですが、もちろん立ち入れないので、“貸切できるんだー”と感心しながら、様子を眺めて、勝手に頭の中であのカップルのストーリーを展開しました。見ていたらお腹が空いてきたので、わたしも郭荘の隅っこで西湖を見ながら、持参した学生食堂の焼餅を食べました。変哲もない食べ物がおいしく感じられるのが不思議です。日向ぼっこの老人カップルも弁当持参で缶入りのお粥などぼちぼち食べていました。トイレのそばに陣取っているあたり、“通い慣れてる感”が漂っていました。ここもトイレは清潔でした。
そのあと、またバスに乗って、今度は茅家埠にいってみました。ここは楊公堤のさらに西側で杭州花園の南側あたり。蓮の時期はきっと素晴らしい光景だろうと思いますが、いまの時期はとても地味な場所で、ことのほか落ち着きます。湖のへりで網を持って小魚とりをしている家族がいて、「カニだカニがいる」と大騒ぎしていました。帰りがけにまた曲院風荷に寄っていこうと思っていましたが、たくさん歩いて、いいかげん疲れたのでやめました。最初にちゃんとルートを決めてから効率よく動けばよかった。しかも、反対方向のバスに乗ってしまい、退屈な場所でバス待ちする羽目になりました。それもいい思い出です。仕上げに大学のそばの浙江図書館で一休みして、黄龍スポーツセンターを突っ切って帰宅しました。
次の週末は、西湖ではなく良渚遺跡に行ってみます。西湖1周達成の道のりは遠い。[祥]
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