〈甘草之味〉、今回は小姨父・秦大貴が、新事業を立ち上げ、失敗して田舎に帰り、懲りずにまた上京し、あらたなチャンスを虎視眈々とうかがうという忙しい展開。この間に、語り手の仙生も高校生(中3かな)から大学生に成長してます。
小姨父の新事業立ち上げのプランを聞き、仙生の父・董耀先は事業資金について尋ねます。小姨父は、ここできっぱり“借”と答えたあと、「安心してくれ」だの「借りた金は倍返し」などと、大風呂敷を広げます。董耀先を、はなっから資金援助の頭数に組み入れています。小姨父が、かしこまって借金のお願いとかしている雰囲気もない。親戚だから断らない、という前提に不意を突かれました。以前、読書会で読んだ〈过香河〉にも、ありましたっけ。老艾が同じく“借,你忘了?咱家亲戚多”といって、親戚を指折り数える場面。親族関係の濃度の違いをここでも感じました。
董耀先は、親戚縛りで小姨父に金を貸したり、職を見つけてやったり、そのつど影響を被ります。義理人情に厚いこの男が、なんと職場で大失敗をやらかします。前回の鍼灸の練習台の話もこわかったですが、今回はさらにエスカレート。熱心すぎて、一途過ぎてこわい。ほんの数年前まで、これといった夢など持ち合わせていなかった董耀先なのに。それもこれも、小姨父の行動力に触発されてのことでしょうか。“检查”とは、具体的にはどういうものなのかがいまいちわからなくて消化不良ぎみです。
次回は、小姨父と董耀先の直接対決(?)です。
ところで、最近「NHKゴガク」というアプリに入っている「声調確認くん」でよく遊んでいます。


牧さん、おかげでやっと投稿できました。ほっ!
返信削除情弱な前期高齢者、これからもヨロシクであります
なんかよくわからないうちに、元に戻ってましたね。とにかく、めでたしめでたし、ということで。
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