画面越しでも、この季節恒例のやりとり「あれまー、もうこんな時期ですか?!」。光阴似箭、わたしの感覚では1か月くらいまえはまだ夏でした。「似箭」というより、もはや似弹。そんなわけで、うかうかしてたら読書会のご報告が遅れました(←いいわけ)。
〈甘草之味〉、ほぼ半分あたりまで読みすすみました。
小姨父は最初の事業に失敗し、障害が残る大けがをしたにもかかわらず、また新たな事業に乗り出しました。董耀先にいわせれば「歪门邪道」で「厚脸皮」なやり口での新事業開始ですが、小姨父の挫折を挫折とも思わないしたたかな生命力に、董耀先はお手上げのようです。董耀先のほうはといえば、長年の「最大的梦想」(p.767)がとうとう叶います。叶ったはいいけれど、その後ほどなく、じりじりと人生の下り坂に向かいます。
今回、董耀先の幸せな日々が「どれくらい短かったのか」に注目が集まりました。
時間経過の記述が「那时候」(p.768)とか「那年的春天」(p.769)と曖昧で、読み取りにくかったためです。このころ仙生は大学生から社会人になっていますから、彼の時間軸で推測するに、おそらく仙生21〜22歳あたりの1年たらずが董耀先の輝かしい日々だったかと思われます。あぁ、そりゃ確かに短いわー。
ほかにもう一つ、「一手」の用法に注目が集まりました。
「这是我一手策划实施的。」
「小姨父秦大贵文化程度不高,却写一手好字。」
「两人严肃地进行交换,一手交钱,一手交货。」
気づかなかったー、同じ「一手」でも、それぞれ意味合いが違うんですね。おもしろいです、こういうのが見つかると嬉しいです。辞書の例文よりも、言葉が生き生きしてる感じがします。バイクのリーは注意深いので、この手の発見をたびたびします。
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知人に勧められて、久しぶりに中国ドラマを観てしまいました。禁じていたのに。
ドラマは見はじめると止まらない、ドラマあるあるですよね。
案の定、生活時間がドラマ鑑賞にぐんぐん吸いとられました。
今回は、迪丽热巴ちゃん主演の《长歌行》全49話。ストーリー展開が軽快で、飽きずに一気に見てしまいました。はい、おかげで睡眠不足、ふらふらです。
《长歌行》の原作は、夏达という方の漫画だそう。撮影に費用・時間のかかりそうな場面は、漫画が大胆に挿入されています。戦闘とか川落ちシーンで、いきなりイラストを目にしたとき、最初はあっけにとられましたが、慣れればぱっぱと話が先へ進むので、いっそ痛快でした。
ヒロインの李长歌を演じるのは《三生三世 十里桃花》《三生三世 枕上书》の迪丽热巴ちゃん。中国ドラマに「復讐」は貴重なスパイスですが、この作品では长歌の人間的な成長を軸に、「復讐は不毛だ」というメッセージがたいへん明確でした。とても引き込まれました。长歌は性別を偽っていますが、どう見てもばればれ。それなのに誰も気づかない、これもお約束、ドラマあるあるです。
迪丽热巴ちゃんの相手役が、《琅琊榜》で子役の飞流を演じていた吴磊。知らないうちに、筋骨隆々のたくましい青年に大成長してました。あらまー、あのかわいかった男の子がこんな立派んなって……、親戚か。
とりわけ存在感が際立っていたのは、长歌の殺害を命じられた唐の将校・皓都を演じる刘宇宁。彼は摩登兄弟というバンドのリードボーカルでもあり、このところ彼の歌ばかり聞いています。《山河令》の主題歌を歌っていたのが、彼だったと今回はじめて知りました。
长歌の剣法の師匠・司徒郎郎、“このイケメン、どっかで見たなー”と思っていたら、《陈情令》で蓝曦臣を演じた刘海宽でした。
いまは《锦心似玉》を見ています。“この渋いおじさん、見覚えあるなー”と思っていたら、《长歌行》で太子の臣下・魏征を演じた谭建昌でした。
芋づる式にドラマが繋がってしまうのもドラマあるある。やめられない・止まらない、ドラマこわいこわい。
次回は、師走の読書会。みなさん、お忙しいとは思いますが、ふるってご参加くださいませ。[祥]
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