2022年5月22日日曜日

5月21日の読書会

 長い道のりでしたが、とうとう一発でみなさんとSkype合流できたんですよ! もうね、己の成長に感動。まだ1行も読んでないうちから、このままお開きでもいいくらいの達成感でした。

さらにめでたいことに、今回は全員参加の大盛況。読書会で取り上げる次の作品も無事決まりました。《2020中国年度 中篇小说》下巻の刘建东〈甘草之味〉です。主人公・仙生の視点で、父と小姨父、それぞれの生き方を対照的に描きます。ストーリーは山あり谷ありで、小姨父の“懲りなさ加減”は、この読書会で2月に読了した〈过香河〉の蜜蜜を彷彿とさせます。楽しみな作品です。

読書会は今回から当面のあいだ、月1開催となる予定です。予習時間はたっぷり、参加者・見学者、随時大歓迎です。奮ってご参加ください。


さて〈我认识过一个比我善良的人〉、今回は順調に読み進んだ印象です。停電で真っ暗闇のなか、橘南の屈折した願望と章志童の苦悩が奇妙に共鳴するシーン、洪澄がネットの暴力にさらされてしまう事件、洪澄の人生に衝撃を与えた過去のある出来事の回想……、これらを通して3人の関係性がより深まっていくのが読み取れました。恋愛関係抜きの絶妙なバランスをうまく描いています。印象的だったのが、ルーターのケーブルを抜いて花家地を“防空壕化”するという自衛手段、ネット時代ならではの発想です。


参加者一巡後、情報交換タイムと相成りました。仲間の一人、Shenさんが、二月河という作家の〈帝王〉シリーズを推してくれました。《康熙大帝》《雍正皇帝》《乾隆皇帝》の三部作で、ドラマ化もされているそう。いつもクールな彼が、こんなに熱く語るとはなんとも珍しい。“へー、どんなだろー”と、軽ーい気持ちで調べたら、なんと500万字の超大作とあるじゃありませんか。これを有声で通勤途上に「聞く」んだそうです、まじか……! 

ほかにも《儒林外史》などを勧められ……、こっちは清代の長篇小説ですとな……! これも「聞く」んですか?

かつて、琼瑶《还珠格格》に魂を奪われたわたしには硬派すぎて、とても歯が立たないです、カッチカチ。

歯が立たないばかりか、何やら恥ずかしくていえませんでした。目下、わたしがPriest《镇魂》の耽美の沼にはまり込んでいることを……。恥ずかしくていえなかったけど、とりあえず、ここでこっそり白状しておきます。あ、ドラマ化もしてます。[祥]


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