2022年3月21日月曜日

2021年度中篇小说 ,短篇小说 (漓江出版社)

 そろそろ次の作品候補と思って、パラパラめくってみたのですが、これというのが見つけられず・・・皆様いかがでしょうか?

それで2021年度を予約してみました。ついでに短編小説も(好きな作家迟子建の作品があったので)

届くまでに半月あまりかかりそうなのですが、届いたら急ぎ書き込みしないで読んでスキャンに挑戦しようと思います(仕事ではしてたのですから、出来ないことはないはずのはず)

中国小説学会が選んだ2021年中編小説10篇の中の2篇は入っていました。


2022年3月20日日曜日

3月19日の読書会

 Skypeにて14:00定時開催……のところ、またしても要領を得ない約1名がもたついて、開始を遅らせました。ほんと申しわけありません。次回こそ、見事、みなさんと足並みをそろえてみせます!

Kindle Paperwhiteを購入しました。第11世代とかいうやつです。先月のことなので自慢し忘れました。

寝ながら読書って、けっこう疲れませんか? 文庫・新書版ならまだしも、それ以上の判型になると右ページ左ページで体勢を工夫しなけりゃなりません。もっと自由に楽に読書したい……この積年の悩み、Kindleが解決してくれました。

Kindleは、わからない単語や文章をタップすると、すかさず辞書を開いたり、翻訳してくれます。翻訳はときにあやしげながらも、お好みでピンインもつけてくれたりと、「紙の本とはひとあじ違うデショ」アピールがすごいです。

さっそく、Kindleの力を借りて、前から読もうと思っていた 曹文轩<山羊不吃天堂草>を読んでみました。もちろん、至福の“寝ながら読書”です。

<山羊不吃天堂草>、魅力的なタイトルです。壮絶な貧しさ、金への執着、貧富の格差がリアルに描かれ、行間から汗と埃と食べ物のすえた臭いが立ち昇るような錯覚に陥りました。それが、後半にやっとでてくる天国草の気高さ・清々しさと好対照をなしています。主人公は16歳の明子(ミンズ)で、作品は彼の成長を軸に描かれますが、わたしはむしろ、親方“三和尚”の成長のほうが興味深かったです。対象年齢小学4年生からの長編児童文学というくくりらしいですが、児童向けに手加減して書いている感じはまったくない。かりに「子どもが読んで理解できる物語が児童文学である」とするなら、この作品は容赦なしです。タイトルの意味するところが結局なんなのか、何をいいたかったのか、未消化のままです。年齢的には十分すぎるおとななのに。折に触れ、じわじわ咀嚼したいと思わせる作品です。

Kindleは、PCからPDF文書も取り込めるようなので、本当に読めるのか確かめたくて、もう一作品、张天翼の短編<华为先生>で試してみました。

张天翼も児童文学を手がけていますが、この作品は児童向けに書かれた作品ではありません。抗日を背景にした風刺たっぷりの作品でした。

『現代中国文學全集』第14巻(河出書房)に、立間祥介訳が収録されており、原文と訳文を“同時に見比べながら読んでみたい”という衝動のまま、テキスト抽出して、2段組で左に原文・右に訳文を配置し、段落ごとに対照させるという自学用のすてきなWord文書をこしらえ、それをPDFにしてKindleに取り込みました。……なんと、こちらも問題なく表示できました。しかも読みやすい……、Kindleはなんと懐の広い、いいやつなんだろう、感激です。

例によって寝ながら、<华为先生>を味わいました。勉強とかいいつつ、途中で本当に眠ってしまうという睡眠学習効果もありました。作品自体はつまらな……华为先生ののっぴきならない不愉快な性格ばかりが鼻について、ユーモアとして楽しめなかったです。

前置きのつもりで書いたKindle 自慢 報告が長くなりました。


さて、本文。〈我认识过一个比我善良的人〉、今回は主人公 孫橘南と女流作家 雪夜との対話が難しかったです。編集者 橘南のいう「他」が誰を指すのか——読者なのか、雪夜が構想中の作品の主人公なのか——で意見が分かれました。それと、橘南の雪夜に対する評価——結局のところ、雪夜に才能があると思っているのか、いないのか——ここでも意見が分かれました。著者がどう意図しているかは別として、どのようにも読み取れるので迷うわけです。そこが、おもしろい、参加者それぞれの文章から見えている情景がこんなにも異なるのかと(自身の勘違い含む)。仲間の目を拝借して読み返すと、また別の世界が広がるこの不思議。

橘南は自分を「刻薄」な性格だといい、実際とりつくしまのないような言動をとったりします。その彼女が、ルームシェア時代の7年前の章志童を「刻薄」で「激愤」だといってます。編集者としての彼女は、雪夜の文章も章志童の脚本にも辛口評価です。洪澄への第一印象は手厳しいし、夫の徐豊に対してもなんとなく距離をおいている……。独特の感性を持ったこの気難しい女性の内側にぽんと入り込めるのは、子猫のような洪澄なのかもしれません。もっとも橘南は、猫は嫌いだそうで……。[祥]

2022年3月7日月曜日

3月5日の読書会

相変わらずスカイプで全員揃うのが難しくて・・・ ちょっとてこずりましたが無事スタート出来ました。

今回ネットで検索しましたと新しい方が参加して下さいました。是非続けていただけると嬉しいです。私は約10年ぐらい前からの参加です。一応は基本文型とか文法とか勉強して、辞書なしで小説が読めたらいいな~~~と思っていました。

始めて見てそのことが私にとっては如何に大変(無謀?)なことかを思い知った次第です。でも今では、辞書を引き引きのろのろと小説を読むのも、まあまあそれはそれなりに楽しいかなと思っています(かなりの負け惜しみですが・・・)

 《我认识过一个比我善良的人》と題名からしてちょっと皮肉が混じっているような小説です。思わせぶりな表現というか、もったいぶった表現というか、あちこちで意味を理解するのに悩みます。

辞書で見つけにくい単語や私の間違えたところです。

粗花呢外套・・・ツイードのコート

杂毛花猫・・・まじり毛の三毛猫 ってどんな猫?

成精・・・妖怪になる。この女の子がわけのわからないことを言い出すから?

昧着良心到这种程度・・・味と見間違えた。

冲锋衣・・・アウトドアのジャケット

大块头・・・太っちょさん。 章志童はお腹の出た大きい図体のようです。

寿喜锅・・・すき焼き   

好让他相信我们公司一如既往・・・夫に自分の会社は以前通りだと信じさせやすい。家賃が滞っていたことも夫には話していないし、夫に対して都合の悪いことは隠したいのかな?どうして?

不知所云的桥段・・・何を言っているかわからないプロット(作品の筋)

2022年3月3日木曜日

中国語読書会HP不具合につき

アクセスできなくなっちゃってます。 あらまー。

新規の読書会参加ご希望の方、こちらのブログからご連絡くださいませ。

HPはまぁ、チャンスがあれば復旧するかも、しないかも。

いろいろゆるゆるなんで、ご勘弁を。[祥]